ヨーロッパ旅行が好きな方には、美術鑑賞が大好き♪という方が多くいらっしゃいます。確かに、ヨーロッパは美術品の宝庫でございます。
そしてオランダには、日本人にも馴染みの深い、フェルメール、ゴッホ、レンブラントなど、名立たる巨匠が名を連ねます。
オランダにはゴッホ美術館もありますが、今回は「マウリッツハイス王立美術館」と「アムステルダム国立美術館」から、少しだけ作品をご紹介いたします。
マウリッツハイス王立美術館
オランダ、ハーグという所にあります。
フェルメールの作品が多く展示されている美術館。
美術館の後ろは小さな池になっていて、綺麗な風景です。
★真珠の耳飾り=フェルメール=
あまりにも有名なフェルメールの作品。
日本にも何度もきていて、私も日本での展示を見に行った事があります。
日本ではガラス張りの中に飾られ、勿論写真撮影などはNG!!
ごったがえす人にもみくちゃにされながら、警備員の方に
「止まらないで、すみやかに進んで下さ~~い!」と、言われながら、ゆっくり立ち止まって見る事もできず、あれよあれよと通り過ぎていったあの作品。
ここの美術館では、ガラスケースはなく、写真撮影もOK!
手を伸ばせば、作品に触れられるような位置で、いくらでもじぃ~~っと見る事ができます。
いやぁ~!本場もんは違うな~~!!と、そこに一番感動しました。
こちらも、フェルメールの作品(名前わからずすみません)
担当ガイドさんが、フェルメールの「光と影」がとても美しく描かれている作品です!と説明がありました。
★テュルプ博士の解剖学講義=レンブラント=
1人1人の表情が特徴的との事。
作者も作品名も忘れましたが、この絵もすご~~い!と感動しました。
=ホルベイン作=
絵を描かれる方ならきっと知ってらっしゃると思います。
日本の画材メーカー「ホルベイン」 その名前は、この絵の作者「ホルベイン」からとったものだそうです。
社長さんが、ホルベインの絵を気に入り、社名に付けたそうです。
そしてこれ、「写真~!?」って思うような絵でございました。
すごいです。
あぁ~沢山の素晴らしい作品を見ました。
この日は午後に美術館を見学して、界隈を散策して、そしてディナーです。
シュリンプカクテルの前菜から。。
クロケット。 まあ、コロッケみたいな感じですが、なかなか美味しいです。
そして、オランダでも、パンは美味しかった~~!
アムステルダム国立美術館
翌日、アムステルダムに移動しての、国立美術館。ここはとっても大きな美術館で、作品数もかなりのものでした。
美術館は教会ではないので、ステンドグラスというのは珍しいそうです。
はい、では目立った作品をサクサクっとご紹介。
★夜警 =レンブラント=
大変有名な絵画ですが、こちら現在作品修復中でございました。
人間の手で、チマチマと細かく修復するのかと思っていたら、こんな機械が何やら作業しておりました。
=レンブラント=の作品を続けます。
自画像。初期の作品で、茶系やダークな色を使い、顔の細かな表情なども描いている。顔のたるみとか、シワとかも細かく描かれています。
しかし、細かく描かれてるといえばこの作品!
とにかくびっくりしましたが・・・
貴族の女性を描いていますが、身に着けている真珠や洋服のレースなど、ちょっと信じられない位限りなく繊細に細かく描かれています。
一体どうやったら、こんな風に描けるのでしょう。
レースの細かな細かな描写。手にかかるリボン!レースのようなリボンからは手が透けて見えています。黒いドレスの光沢。
とにかくすごい絵で、絵の前で暫し茫然と佇む!という感じになりました。
★ミルクを注ぐ =フェルメール=
こちらも有名な絵です。注がれるミルクが、本当に動いているように見えます。
そして、光がさしてくる様子がはっきりとわかります。
★自画像 =ゴッホ=
他にもう一点あるそうですが、それはこの時貸出中とかで不在。
この作品だけがありました。 目の前でじっとみていると、圧を感じました。
こんな名作を一度に見るなんて、なんと贅沢な!!という気分でしたが、
真剣に沢山の絵を見てまわって、正直かなり疲れました。
今回は、美術館専門のガイドさんがついてくれて、色々と絵の説明をして頂けたので、とても勉強になりました。
本当に、ヨーロッパは美術の宝庫だなぁ~と、改めて感じました。
最後に美術館のショップで、ちょっとお買物をして終了となりました。