⑤島原は水の郷 ~ 島原を巡る
島原市内には70か所を超える湧水地があり、その湧水量は一日20万トンといわれてます。
昭和60年に「日本名水百選」に選定され、平成7年には「水の郷百選」に選定されている。
前回のブログにも、島原城下の金物屋さんの一角に湧き水がでていて、イオン水で肌にもとても良い!なんて記事を書きましたが、島原城下から少しだけ離れた街を散策すると、そこは湧水の街!という感じで、それはそれは綺麗な水が沢山ある街でした。
綺麗な水が湧いてくるので、鯉なんかも泳いじゃっています。
『 鯉の泳ぐ街 』
水路に鯉が泳いでる街!というと・・・
岐阜県飛騨の古川、山口県の津和野、宮崎県日南市の飫肥町、辺りに行った事がありますが、大体鯉が泳ぐんですから水は綺麗!
綺麗な水と鯉!といえば、当然水路が整えられています。そして大体どこも城下町。
となると、まさしく私が大好物な街並みになります♪
ここの島原も、とっても美しい街並みがありました。
*湧水庭園四明荘
伊東元三氏(当時開業医)が別邸として建築せれましたが、四方の眺望に優れていることから「四明荘」と名付けられました。
色とりどりの鯉が泳ぐ庭園の池へは一日に約3000トンもの清水が流れているそうです。
お庭には、鯉が泳ぐ綺麗な池があります。
久しぶりに見ました!! 人面魚!!
人面魚というか、マグマ大使みたいだけど・・・(うぅ、マグマ大使分かる人どのくらいいるかなぁ~~(≧◦≦))
↓ こちらの水源は、3段階に段差が作られている水たまりがあり、上の方から湧水が出てきます。
これは生活の知恵で・・・
皆でここで洗濯する時、一番下の段の水たまりで一番汚れてる物を洗い、綺麗になってゆすぐ時になったら、一番上の綺麗な水の場所でゆすぎをする!という具合に、
水の綺麗さ度合いで洗濯を使いわけるって事のようです。なるほど、生活の知恵ですね。
*かんざらしの『 銀水 』
上の写真に写っている建物。そちらが、島原名物「かんざらし」を提供してくれる
甘味処の『 銀水 』さんです。
「かんざらし」ってな~~んだ!?
みずみずしくモチモチした食感のお団子と、
甘過ぎず最後まで飲み干せる蜜で食べるスイーツです。
シンプルで、素朴なんですけど、めっちゃくちゃ、と~~~~っても美味しかったです。お土産でも買ってきたんですけど、ダメですねぇ~
やはり、現地で食べるかんざらしには到底かないません。
これ~~~~!!!
お店も風情があっていいではないですかぁ~^^
島原にお越しになる際は、この「かんざらし」は、絶対食べて下さいませ~!
今回の旅で、一番インパクトがあった食べ物かもしれません。
あっ、ついでの話ですが、美味しかった食べ物の一つで・・・
この日の夜、ホテルを出て居酒屋「ぱくり家」さんんで頂いた
*揚げ素麺* (島原B級グルメ グランプリ受賞!)
島原の手延べそうめん!も有名です。これも美味しかったわぁ~~♪
綺麗な水つながりで・・・
翌日の午前中にちょっと立ち寄った場所
◆ 舞岳源水 ◆
島原の舞岳の中腹にある知る人ぞ知る水くみスポット「舞岳源水」
カエルやダルマ、七福神など縁起ものの石像に囲まれた不思議な空間が広がります。
ミネラルをたっぷり含んだpH7.2の軟水で身体にもよく長崎県の『ながさき水源の森』としても認定されている穴場水汲みスポットです。
なんとなぁ~く、おどろおどろしい雰囲気があります^^;
でも、こんな蛙達も並んでいます(≧◦≦)
よくわからないけど・・・・・
とりあえず、水はとても良いようで、多くの人が水を汲みにきていました。
今回は、島原の水巡りをご紹介しました。
島原って、島原の乱と島原城と普賢岳。。そんなイメーージでしたが、この湧水を利用した鯉が泳ぐ街とか、名物かんざらしとか、とても素敵な町でした。
次回は、最終日!
海沿いの駅をご紹介して、長崎の旅が終わりになります。
今回もお付き合いありがとうございました。