水たま♪旅日誌    旅・歴史・お酒が大好き

お勧めスポットや旅先での景色・銘酒など旅日誌を中心に、たまに備忘録などきままに書き綴っております。

③デュルビュイ(ベルギー)編 ~ベネルクス3国とドイツ旅行~

 2日目 

午前中はルクセンブルクをサクっと廻り、すぐにベルギーに移動しました。

今回このツアーに決めた大きな理由の1つが、これから廻る場所が観光地として組込まれていた事です。電車やバスなどのアクセスがなく、行くならツアーか、個人で車を手配するしかない場所!

これから、きっともっともっと人気が出てくると思います。本当に大好きな街になりました。

 

デュルビュイ(ベルギー)

『 世界一小さい街 』と言われる街。

ベルギーから車で1時間半。南東部にあり、緑深い渓谷に包まれるように佇む小さな街

町全体が中世ヨーロッパの古き良き時代の雰囲気を保っていて、

おとぎの国にきたような♪ そんな風情漂う可愛い街です💛

 

大きな可愛い豚さんが、窓をのぞいている。。。

ここはお肉屋さんですが、ウィンドー下にも書いてありますが、このお店ではサンドウィッチも提供してくれるので、可愛らしいデュルビュイの街を食べ歩きしながら散策するのも良いですね~♪

 

小雨が上がったばかりで、石畳がしっとりと濡れているのもまた風情があります。

小さな路があちこちに延びていて、まるで迷路のよう・・・

どの路を歩いても、石造りの家に、可愛らしい看板やディスプレイが。

写真を撮っても撮ってもとりきれないです。

 

待ちには小さなTEAROOMやレストランやバーなどが沢山あります。

そしてそのお店のディスプレイにいちいち足が停まってしまうような素敵なお店ばかりです。

こちらは、ソフトクリーム屋さん。

ここは、お茶するお店かなぁ~?うぅ~~ん、こんなお店で一杯飲みた~~い!

 

そして私達がランチをとったお店がここ ↑ 「La Vieille Demeure」です。

事前リサーチで、ランチはここで取りたかったのです。

デュルビュイはベルギー語ではなく、フランス語を話します。メニューや看板などもほとんどがフランス語ですが、ほとんどの方が英語は話せますので、会話は全て英語で・・。

 

私が注文したのは、ホットチョコレートとアップルクリームクレープです。

ベルギーだとワッフル!と言いたい所ですが、こちらはフランス風?なのか、クレープでございます。

ホットチョコレートはホットミルクの下に本当にチョコレートが沈んでいて、それをかき混ぜてココアにするような感じです。

昨日までの食事とうって変わって、こちらはデザートランチみたいな感じでしたが、メチャメチャ美味しかったです♪

 

お店を出て川の方に向かってみます。

この街は、小さな渓谷のような川に囲まれているので、少し歩くと川にでてきます。

川に架かる橋にきました。

橋からは、街のシンボルでもある『 ウルセル城 』が緑に包まれながら美しく顔をだしています。

そして川の方に目を向けてみると・・・

「ウルト川」と呼ばれるこの川の景色もなんともヨーロッパ!って感じのする素敵な景色ではないですかぁ~

写真マニアの方達であったら、どんだけ被写体が豊富なんだ!って感じだと思います。

 

さっ、川とその周りの景色を堪能したら、川沿いに街を歩いてみます。

こちらは ↑ 『 聖ニコラ教会 』 うぅ~~~!何とも渋い教会です。ヨーロッパの田舎の教会のシーンで映画に使われそうなそんな雰囲気です。

奥に「ウルセル城」手前右が「聖ニコラ教会」です。

川沿いを暫し歩くと、噴水が綺麗な広い公園に出ます。

この公園、噴水・池の奥には、3億年以上前の太古からあると言われる、ドーム型の

活断層が見える岩山が見れます。

活断層好きの方には(*´pq`))ウフッ たまらないだろうと思われるすごい層です。

しかも、この公園・・・・ なんと・・・・ ⇓

 

『 Place de Hanyu 』なんて名前の公園なんです。

なんと、デュルビュイと姉妹都市埼玉県羽生市が整備したっていうんで、この名前が付けられたらしいです。(ノ `・∀・)ノ゙ オオオオォ♪ こんな所に地元埼玉が関わっているとは!

って、かなり感動します。

 

公園を通り過ぎ、また街の中に戻っていきます。

石造りの家、石畳の道。本当に中世の時代にタイムスリップしたような感覚になります。こんな風に、昔の姿をそのままに残しているなんて、奇跡のように思います。

地震がない。石造りだから長く保存できる、などなど色々な条件がそろって、このような状態のまま残っているのでしょうねぇ~

 

街中は細い小径がいくつもありますが、こんな枝分かれする角に、レストランのテーブルと椅子が置かれています。

日本にこんな場所があったら、間違いなく人でごった返しますよね。

この左の路の所に『Confiturerie Saint Amour 』というお店があります。

果物や花のジャムなどが売っていて、お土産を買うのに良いお店です。

私は、フランボワーズのジャムを買ってきました。

 

「座る人」がいる景色・・・

 

ツタの絡まるお店の前には「本を読む青年」がいます。

 

ここは、デュルビュイで最も古い道 

右手に見えるのは、元男子修道院であったレコレ修道院というそうです。

こんな素敵な路に出会えるなんて、人生に一体どのくらいあることでしょうか!!

本当に、暫くこの路で写真をとったり、壁に触ったり、そこに自分がいる幸せをかみしていました(*´艸`*)ァハ♪

 

デュルビュイに行きたくて、そしてこの街が入っているツアーに申込んだわけですが、行って本当に良かったと思いました。

中世ヨーロッパの風情がそのままに、とってもロマンティックで、可愛くて、癒される街でした。

ゆっくり回っても2~3時間で廻りきれる小さな街です。あとは、カフェでお茶をしたり、レストランでお食事などしながら、出来れば4時間位ゆっくり出来たら最高ではないかと。

これから、ベルギーに行こうと考えてる方は、是非是非この街を候補に入れて頂きたいな~と思います。