水たま♪旅日誌    旅・歴史・お酒が大好き

お勧めスポットや旅先での景色・銘酒など旅日誌を中心に、たまに備忘録などきままに書き綴っております。

トップガン マーヴェリック! 語らずにはいられない

本日は、旅の話ではなく「映画」のお話し。

興奮冷めやらぬまま、極めて自己本位な感想で語らせて頂きます<(_ _*)>

映画にご興味ない方は、つるっとスルーでお願いします(;^_^A アセアセ

 トップガン マーヴェリック

劇場でトップガンの予告をみてから早何か月?? 今か今かと公開を待ちに待っていました。

1986年、トップガンが公開されてから、日本公開まで36年もの月日が経ちました。

やっと!やっと~~~!!やっと~~~~~!!!見れた~~。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン

物語そのものは、ネタバレもありますので具体的な説明はしませんが、感じた事をつらつらと綴らせて頂きます。

 

映画ですから、好き嫌いはあるでしょう。

しかし、今日映画館に行き、あんな長い行列を見たのは何十年ぶり?でしょうか。という感じでした。(私は鬼滅の刃とか見てないので、その時も行列だったのかもですが・・)

今時、郊外のシネコンでこんなに人が入る映画って凄い!やはりそれだけの人気があるんだなぁ~と、見る前からワクワクが止まらない。

 

トップガンの監督トニー・スコットは2012年に亡くなっています。

今回はジョセフ・コシンスキーが監督を務めています。

そしてこの作品は、亡きトニースコットへのオマージュが随所にちりばめられていました。一作目を彷彿させる場面がくると、自分がタイムスリップしたような、何とも言えない気持ちがこみあげます。

 

まず、映画冒頭の数分のシーンです!!

これは、トップガンの冒頭シーンをオマージュした、トップガンのファンの方なら、必ずやこの映像に歓喜するであろう!そんなスタートシーンになっています。

 

それは空母からの離艦、空母への帰艦のシーンです。

ケニー・ロギンスのあのお馴染みのトップガンのテーマソングにのって、空母から戦闘機が発進する時の、パイロットや、誘導する整備の人々、そして短いランウェイを高速スタートするあの、超~~~~かっこいい映像。

バカみたいですが、最初のそんなシーンで、もはや私の涙腺は崩壊しはじめました。

 

ちなみに、トップガンの冒頭シーンがありますので、宜しかったらご覧ください。

(全編は10分で長いですが、最初の1分半の出撃のシーンが最高)


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もう、しょっぱなから大変です。。こんな最初から感動しまくってて、最後まで見ていられるのか。。。

結論を先にいうと、もう、何て言いましょうか・・・感動やら、ハラハラやら、ドキドキやら、ワクワクやら、とにかく1か月で味わう位の全ての感情が2時間半に一気に押し寄せてきた~~!みたいな感じで、手汗がひどい!

途中何度ウェットティッシュで手をふいた事かわかりません。

 

1作目でマーヴェリック(トムクルーズ)の相棒役をしていたグース(アンソニー・エドワーズ)は、後に救急救命ERのドクター役で人気でしたが、そのグースの息子という設定の人が登場してるのですが、よくぞこんな似た雰囲気の人を見つけるな~と思うほど、グースににているのです。

それがこちら

 

 

でもって、最初のトップガンの「グース」はこちら↓ の左上

似ている。。。 実によく似てる。。。

似ているから余計に、昔のトップガンを思い起こしてしまうのです。

 

上の画像をはりつけたついでに言うと、最初の時はトムクルーズの彼女役は、

ケリー・マクギリスでした。

今回は、別の女性が、元彼女という設定で登場していますが、現在のケリーマクギリスはこちらです。

 

今でも十分美しいですが、やはり年齢を感じますし、さすがに、現在のこのケリーを、元彼女って事で、映画に出すのはちょっと・・という感じはしますね。

ちなみに、アイスマンヴァル・キルマー)も登場します。

 

写真左の方がそうですね。

しかし、ヴァル・キルマーは、喉の癌を患ったようで、現在はあまり沢山はお話しなども出来ないようです。そんな彼がどんな役でどんな風に登場するのかは、映画を楽しみにして頂くとして、現在の彼はこんな感じです。

 

しかし、そう思うと(他の役者さんと比べて申し訳ないですが・・・)

トム・クルーズは いつまでも若い!!

めちゃくちゃ若い!!  今だもってこんなですよ!!

 

どうなっちゃってるんでしょ。 ほんとに・・・

 

勿論、シワだってあるし、顔付だって歳をとったなぁ~とは思います。しかし、普通より全然若いです。

 

最初に話した、トニースコットへのオマージュ。。。というべきかもしれませんが、

こちらもまた、トップガンファンならば、鮮明に記憶に残っている、

トップガン達が全員でやる、ビーチバレー!!

 

世界でレイバンサングラスが似合うトップ10人集合~!

みたいな感じの、サングラス姿がしびれる程かっこ良いお兄さん達が、上半身裸で、オイルを塗ってテカテカになった美しい肉体をみせつけながら、太陽がサンサンと照りつけるビーチでバレーボールをやる。 もはや、正気ではみていられないほどまぶしい~~~~!!

 

あのシーンが、ビーチバレーを、ビーチフットボールに変えて、今回の映画にも入っております。

そこで、上半身裸になっているトムクルーズは、息子程歳が違う若い男性達の体と比べても何ら遜色がないほど、鍛え上げられた美しい肉体を披露しているのです。

やはり、世界のトップスターとして今もなお君臨するには、並々ならぬ努力があるのだろうなぁ~と、えらく感心したシーンでございました。

 

その他にも、今回の作品には、初回のトップガンを意識したというか、オマージュしたというか、リンクしてるというか。。そんなシーンが随所にあったように思います。

トムクルーズがバイクで滑走路脇を走るシーンも、見慣れたシーンでしたし、

パブでかかっている音楽は、1980年代の曲がかかっていたし、

新しい映画の中に、何かノスタルジックな雰囲気が練り込まれているような・・

 

うぅ~~~!!と懐かしくて。。。。

心臓がバクバクして。。。

でも、ふっと思わず微笑んでしまうし。。。

緊張で体が硬直もしてしまう。。。

そして、メイクが剥がれ落ちる程、グショグショに泣いて終わるのです。。。

 

トムクルーズファンならば勿論、飛行機好きな方、戦闘もの好きな方も・・・

今回はレディー・ガガの曲にのせて更に迫力満点の映画に仕上がっています。是非是非見て欲しい映画でございます。

(って、出演者の宣伝トークか!(*≧∀≦))

これぞ、ハリウッド映画の神髄! 

最後に、短めの「トップガン マーヴェリック」のメイキングをご覧ください。

 


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追記・・・

最近の映画では、すっかりお名前をお見受けしていなかった「戸田奈津子」さん。

もう、年齢も年齢だし、引退されたんだろうなぁ~と思っていました。

しかし、今回の作品の字幕は「戸田奈津子」とありました。

さすが、トムクルーズとお友達だけあって、友情和訳!ってことなのでしょうね。

 

 

 

【ロケットマン】と【ボヘミアン・ラプソディー】どうなの!?

映画が好きで、劇場まで徒歩で行ける所に家を買い替えた、水たま♪です。

映画の他にも色々と好きな事はありますが、どうもどの分野においても、あまり深い専門的な蘊蓄(ウンチク)を語るのは苦手なようで、映画の場合は、基本的には映画を見て、心に何か感じた事を自分なりに胸の中で転がしながら余韻に浸ったりするのが好きです♪

見る人によって感じ方が全く違うのも、映画の面白さ!と思ってます。

本日はロケットマン観賞後の私なりの感想などを・・・

その「ロケットマン」とは、エルトンジョンの伝記映画ですが、詳細あらすじなどは省略します。 予告編だけちょっと貼り付けておきます。

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監督。デクスター・フレッチャも同じという事で、昨年大ヒットした クウィーンの伝記映画ボヘミアン・ラプソディーと、どうしても比べてしまいますね。

それぞれに良い映画ですが、私の周りでも、やはりボヘミアンの方が人気はあったようです。そして私もやはりボヘミアンの方が良かったかなぁ~と。

何故でしょうね~?
一番思うのは、エルトンジョンの曲と、クウィーンの曲と、どっちが自分の身近だったかといえば、絶対的にクウィーンです。

エルトンジョン! ( ̄_ ̄) う~ん 思いつくのは、ちょっとむっちりしたメガネのおじさん。っていう位。
勿論世界的大スターであり、イギリスを代表するシンガーソングライターであることはわかってますが、彼の曲ってなると、えっと~・・って感じで、正直思いつくのは、彼自身も一生歌い続けても飽きないと言っていた、この曲位でしょうか・・

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いやぁ~これは名曲です! この曲はCMに使われたりもしていますし、本当にす素晴らしい曲だと思います。
映画でもこの曲が誕生する時のシーンが一番印象に残っています。

というように、やはり馴染みのある曲にまつわるシーンは感情も移入しやすいのではないかと・・ その意味でもボヘミアンの方が随所に口ずさみながら映画の中に吸い込まれそうな感覚になる!って感じが強かったかと。

f:id:MsTama:20190908023338p:plain スーパースターの伝記映画はお決まりのパターンが

下積み生活 → スター街道を登る → 酒・ドラッグに溺れる → 愛する人と出会いそして破局 → メンバーや仲間との亀裂~別離 → 自殺未遂や死にかけるような出来事 → そして人生リセット

まあ、だいたい、こんな感じの流れは今迄のどの映画にもあったように思います。でもって更にいうなら、幼少期になんらかの大きな苦労や傷などをおった人が多いと思います。

親の7光は別として、平々凡々あるいは恵まれた子供時代を過ごした人は、大スターになるってあまり無いのかもしれないような・・・フレディーにせよ、エルトンにせよ、あんなスーパースターになるような方は、勿論もって生まれた才能!ってのは必須なのかもですが、それ以外にも、あれだけの地位を確立できる強い心のバネになる土台があるのではないかと思います。
強い精神力!というのとはまた違う、何というか、何かの反動!

貧しさの反動!とか、親の愛を受けなかった反動!とか・・何か根底にうずまく自身の黒い影が、大きなものを生み出す原動力になってたりするのではないかと思ったりします。

以前、レイチャールズの伝記映画「レイ」ってのがありましたが、あれも同じような展開でしたね。彼の場合は視力がないというハンディーが大きな原動力になっていたような気がします。
ぽっかりと大きく空いている心の穴を、音楽で埋めようとしているような。。そしてそれが出来る才能を持ち合わせている。

f:id:MsTama:20190818234953p:plain しかしスーパースターは絶対的な孤独との闘い

これはわかるような気がしますねぇ~
いや違う、正確には、想像できるような気がします!か!?

地位も名声もお金も、この世の誉れたる全ての物を手にいれてしまうと、どうなってしまうのか・・これ以上の上がない!って位の最高のものを手にいれてしまうと、人間はどうなってしまうのか・・

多くの人間がハイエナのように周りに群がり、幾つもの裏切りにも合うだろうし、騙される事も多いだろうし、お金も沢山搾取されていくのでしょう。

何も信じられなくなったり、全てが懐疑的に見えたり、それでもスーパースターでいるために、心の安定や力を求める手段として、アルコールやドラッグに深入りしていくのでしょう。

 

また、誰だっただろう、忘れましたが、ビッグスターが言ってた言葉

「もはや、誰も私に意見する人はおらず、私をしかってくれる人もいない。皆、自分のいいなり。」と言ったその言葉がとても印象に残っています。何を信じてよいのかわからない。誰が自分を愛しているのかも見えない。真実がどこにあるのかもわからない。ビッグになればなるほど、そんな孤独がまとわりついていくのだろうと思います。 

f:id:MsTama:20190908164349p:plain 最後は家族!? そして子供!?

この映画のエルトンは、現在も健在である。ゲイであるエルトンは、愛する男性と結婚し、代理母出産で2人の子供も設けている。今は子供中心の生活になっているよう。

昇りつめて地位も名誉も財産も手に入れ、酒やドラッグも越え、孤独の先、最後に辿りつくのはやはり『家族』という社会の中の一番小さな一番基礎にあるその世界!というのも、やはり皆さん共通したところがあるような。。

 エルトンに限らず、ブラピと別れてしまったものの、沢山の養子を育てているアンジーもしかり、家庭や子供!子供が授からない場合は養子縁組。こんな感じになっていくのかなぁ~
ちやほやされ、何でも思い通りになってしまう世界の中で、この「家庭」という存在は唯一無二、自分の信じられる場所であり、自分の存在価値を見出せる場所なのかもしれませんね。

 

若い方はわからないかもしれませんが・・・

ある程度の年齢になってくると、昔は良かった! な~んて思う事があります。
年配の方が、自分達が若い頃は。。。なんて話をするのも、こういった懐古的な気分によるものだと思います。
私達はスーパースターではないけれど、人生を登っていく時、まだまだ未熟で良く分からない事だらけだったけど、無我夢中でがむしゃらに頑張っていた頃、エネルギーに満ち溢れ、何やっていても結局は楽しかったあの頃。皆そんな若かりし時代は愛しく楽しい思い出ばかりなのでは。。

どのスーパースター達も、トップを目指したい!! そう思って必死に頑張っていた頃がもしかしたら一番楽しかったのでは!?
そして、そういう世界から解脱した時に、最後の平安な時間が家族と共にあるのかもしれませんね。

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