広島尾道から愛媛県に繋がる「しまなみ海道」は有名ですが、今回は、しまなみの小型版?みたいな感じの「とびしま海道」です。今回は、ここに行きたくて企画した広島でしたので、楽しみにしていた所です。
呉から「安芸灘大橋」を渡って、最初の島、下蒲刈島の‶三之瀬地区”を回ります。それから、ずっと島を飛ばして、4番目の島、大崎下島の‶御手洗地区”を観光します。
呉からの「安芸灘大橋」は有料ですが、他の橋は全て無料です。大橋も島の施設を1000円以上使うと無料になる、なんて特典もあります。
とびしま海道 下蒲刈島「三之瀬地区」
燈篭のようなゲートがあって、堤防に囲まれた小さな湾があります。
なんか・・・あぁ~島だなぁ~ って感じです。
海に囲まれてる小さな島なので、海岸沿いのアチコチに、海に続く階段!がありました。恐らく小舟がそこまで来て、階段降りてそのまま船に乗る!なんて感じなのだろうと思います。(なんちゃって、泳ぐために海にでる為だけの階段だったりして。。)
ここ下蒲刈島は、江戸時代は瀬戸内海の関所で、ここで色々とチェックしないと先に通れない!って事だったわけですね。
当時は本陣と番所が設けられていて、現在番所は復元され、17世紀中ごろの特徴を有しています。色々と見学ができるので、私のように休館日に行かないように気をつけましょう!(;´д`)トホホ
↑ 定休日と重なり入れなかったのですが、松濤園という、大層立派なお庭がみれるお屋敷があります。
美観地区のように、この一画は道路も整備されていて、とっても美しい景色が続きます。
美しく整えられている道と、海と、歴史ある史跡と、ぐるぐる見ながら回るのがとっても楽しいです♪(私の場合は、ぐるぐると外側だけを見て歩いてただけですが。。)
さて、次の島へ行くとしましょう♪ 一番お目当ての島です💛
とびしま海道 大崎下島「御手洗地区」
キタ━━━ヽ(*´□`)ノ゙━━━ァ!! 御手洗地区~~~! ここです!ここに来たかった!
御手洗地区は江戸時代に天然の良港として栄え、その賑わいは昭和まで続いていました。現在も明治、大正、昭和時代の建物が残っており、その町並みはまるでタイムスリップしたかのような雰囲気。
町並みが「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
御手洗地区に入る辺りに、大きな駐車場があります。そこに車を停めて、御手洗地区の地図を片手に、路地の散策です♪
『御手洗街並み保存地区』と言われています。
ちょっと歩くと、こんな風景になります。
懐かしいなぁ~ ハイアースの水原弘!(名前がわかるところが自分で怖い)
こういう昭和レトロな建物など、映画村とかには再現されて作られてますが、ここは違います! 再現ではなく、当時のままそのまま、今も現役で使われているわけですから、すごい!!
ここは、『 乙女座 』といって、いわゆる大衆演芸場みたいなものでしょうか。
大正浪漫の建物で、映画やお芝居、演芸などが行われ、島の社交場だったのでしょうね~。昭和40年以降、暫く空き家になっていたようですが、当時を覚えている人々の記憶に基づいて、2002 (平成14) 年3月に創業当時そのままに復元され、現在も利用されているそうです。
写真を撮り忘れたのですが、大勢の芸者や遊女をかかえた遊郭の跡の建物などもありました。
あぁ~♪ 何て風情ある佇まいなんでしょう。
単に、古い街並み!というだけではなく、街並み全てが調和されているような、美しさも感じます。静かな時間が流れるようです。
静かです。。本当に。
っていうか、人がいな~~~~~~い!!
コロナ禍で旅行に行くと、↑ のこのおたけび、何度叫んだ事か。。
本当に人がいません。だ~~~~れもいません。街ごと貸切状態です。(ここ1年、かなりあちこち貸切状態で観光したように思います。。)
街並みを歩いていて気が付きました。
それぞれのお宅の玄関横、格子窓の所に簾がかかり、そこに花を生けた竹筒が飾られています。皆さんそれぞれにお花が違い、街並みを美しく彩っています。
ヨーロッパの旧市街地の家の窓に、赤いサルビアの鉢植えが置いてあって、美しく彩られているように、これは、日本の「わび・さび」を感じる、とっても素敵な演出だと思います。
最後に島で食事をして出発しましたが、
長くなりましたので、お昼ご飯あたりから、次に続きます。
『広島巡りの①です』