2021年10月 コロナ夏の陣!が収まり始めてでかけた広島。
今度の広島は、呉~とび島海道~竹原~尾道 と、ずっと瀬戸内海側沿岸を移動。
広島空港からレンタカーで、ひた走ります。この所レンタカーの鬼と化してます。
まずは広島空港から、ひたすら呉を目指します。もうお昼時はとっくに過ぎてますが、呉まで行くのでどうしてもここで食べたかった!
ハイカラ食堂
呉で有名なハイカラ食堂さんの名物軍艦カレーを食べたかったのです。
カレーはピリ辛でなかなか美味しかったです。
が、このカレープレートの組合わせが摩訶不思議。。。
何故牛乳!!! ど~~して肉じゃが???? そして鯨(クジラ)のフライ付
すごいボリュームでございます。
入船山記念公園
呉といえば、海軍でございます。
昔ここに呉海軍工廠があり、こちらは、呉鎮守府司令長官官舎を再現した建物
この時計台は、昔、工廠屋根にあった物で、電動式では国産最古のものらしい。
この辺りは少し高台になっていて、綺麗な公園も広がり、とても素敵な環境でした。
大和ミュージアム
やっと来れました!ずっとずっとずぅ~~っと来たかった大和ミュージアム!
広いミュージアムです。
とにもかくにも、戦艦大和を見なくては!です。
おぉ~~~!なんと凛々しいお姿!
これが、10分の1の戦艦大和です! かなり精密に作られています。
戦争物の映画は結構見ている方ですが、「男たちのやまと」は、3回位見たと思います。あの機銃から、中村獅童や反町隆史が命をかけて敵に掃射していたんだな。。などと、映画とだぶらせながら見ていました。
当時世界1と言われた「戦艦大和」はこの呉で生まれた訳です。
そして呉は造船の街として大変繁栄しました。このミュージアムには、造船工場で働く労働者やその暮らしぶり、呉がどれほど繁栄したのか、そういった歴史も詳しく展示されていて、これがまた、すごく興味深かったです。
当時、人口は40万人を超え、広島市より多かったと聞きました。
国内でも大都市となり、全国で6番目に市電が敷かれ、その繁栄を極めたようです。
1945年8月6日夕刻、飛行中にエンジントラブルを起こし琵琶湖に不時着したというもの。その8日後に終戦を迎えるわけです。
まだまだ年端も行かぬ若者達が、これに乗って、お国の為!と、命を散らしていったのだな~と思うと、ぐっとこみ上げるものがあります。
写真にはありませんが、人間魚雷なんてものも展示されており、
人きっちり1人入る位のスペースだけがあり、乗員もろとも敵艦に体当たりする恐ろしい特攻兵器。
今もウクライナでは悲惨な戦争が起こっていますが、戦争なんて、何も得る物がない! 絶対起こしてはいけないものだと!
ここの展示をみていると強くそう思います。
鉄のくじら館
この巨大な鉄のかたまりは、海上自衛隊呉資料館です。
実際の潜水艦内部がそのままあり、自衛官OBの方が詳しく説明しながら艦内を案内してくれます。
潜水艦の中って、こんな風になってるのねぇ~~!
へぇ~ベッドはこんな感じなのねぇ~!って、なかなか面白かったです。
そして、その実際の『潜水艦』を間近で見れる場所!日本ではここ呉でしか見られません。
国内で唯一、潜水艦を間近で見ることができる公園で、海上自衛隊の潜水艦と護衛艦がイカリを下ろしています。ここはその昔、呉が海軍の本拠地だったことを偲ばせるエリアです。
「潜水艦」を、間近で見た事ありますか?
別にそう大した話じゃないと思っていました。
違いました。
すごいです。何だかすっごい迫力で、わぁ~~!すご~~い!
と、大声で叫んでしまいました。
迫力はあるし、何だかすっごくかっこいいし、すご~~い!!
のです。
潜水艦の上の羽みたいな所にポツンと人が立ってます。
その大きさをみると、この潜水艦がいかに大きいかがわかると思います。
念願だった「やまとミュージアム」は心にぐっとくる事ばかりで、とても良い美術館でした。
しかしそれにもまして、実際に目の前で見た潜水艦には、超~感動しました。
呉まで行ったら、絶対この「アレイからすこじま」に行って、潜水艦を間近で見て下さい。