4日目
ホテルの朝食さらに唐戸市場で握り寿司!と、朝っから超満腹状態で最終日をスタート
ホテルをでて数分で、海岸沿いに壇ノ浦の合戦跡が見えてくる。
壇ノ浦古戦場跡
山口と九州を繋ぐ関門海峡大橋のふもとに『壇ノ浦の合戦跡地』がある。
プチ歴史~
現在大河ドラマでやっている「鎌倉殿の13人」は、まさに平家から源氏に政権が変わっていくその時代背景のドラマだが、源氏と平家の合戦はここ「壇ノ浦」での合戦を最後に、源氏が勝利を収める事になる。
菅田将暉君が義経役で登場しましたが、この壇ノ浦の合戦の立役者は、まさにその源義経でございます。
壇ノ浦の海上で源平の水軍が戦った訳だが、敗北した平家一門は次々に入水をして最後を迎えた。
そんな平家一門を弔ったのが、この壇ノ浦の合戦跡地のすぐ前にある『赤間神社』である。
赤間神社
竜宮城のような形をした赤間神社。こちらもまた大変立派な神社でございました。
この神社もまた、見下ろすと向こう側には海が広がる絶景でございます。
山口って、ほんと、絶景ポイントに神社が建立されている!!
こちらの神社には、先ほども書きましたように、平家一門合祀墓があります。
さらに、小泉八雲が書いた『耳なし芳一』の舞台となったのも、こちらの神社です。
その(耳なし)「芳一堂」が、こちらの神社にあるのですが・・・
こんな経験は初めてだったのですが、何というか、、、そのお堂の前にいくと、何とも言えない気配を感じるというのか、冷気を感じるというか、体がちょっとこわばってくるような、何とも言えぬ感覚になったんです。
うぅ・・この感じはなんだろう??? そう心で思い、どうにも写真を撮る勇気がでてこなかったんです。こんな感覚初めてでした。
また、そのお堂っていうのが、いやはや、、怖い感じなんです (´・c_・`;)
なので、耳なし芳一をあまりご存知でない方、お堂の写真をご覧鳴りたい方は、こちらをどうぞ。。。。
「うわぁ~なんか、思いもよらず(神社下調べなく立ち寄ったので・・)歴史深い神社だったねぇ~」といいながら、肩になんかのっかってないよね。。なんて思いながら、次なる場所へ移動~~!
城下町『長府』を散策
長州藩の支藩「長府藩」があり、長府毛利家が陣屋を構え、周辺に武家屋敷が並ぶ。
武家屋敷の土塀や門などが独特の雰囲気を醸し出す歴史的な街並みは、平成25年度の「都市景観大賞」の都市空間部門 大賞を受賞!
見所は沢山あるので、ゆっくり回れば一日かかるかもしれませんが、今回は時間の関係で3時間程度のショートカットコースでした。
観光会館に無料の駐車場があるので、そこに車を停めて、街を散策~♪
街の中心を流れる「壇具川」の岸辺は綺麗に整備されており、丁度一番美しい桜の季節と重なり、お花見をしながら、そして川のカモちゃん達に餌などあげながら、何とも穏やかな時間が流れます。
歩いていると、あちこちに小路が現れる。
茶色の土塀が続く「古江小路」に入ると、長府のパンフレットの写真によく載っている、風情溢れる
『菅家長屋門』がある。
あぁ~♪ なんて素敵な風情なのでしょう~
「映えるわぁ~」なんて一言で済ませたくない気持ちになります^^;
こんな長い長い土塀も続き、細い路地が伸びます。
‶乃木大将”と言った方が、聞き覚えがあるかもしれない。
乃木希典は、明治時代の日本を代表する軍人であった。晩年は学習院院長として教育にも携わった偉人である。
彼は、明治天皇崩御に伴い、妻と共に自決した。つまり殉死したのだった。
その乃木夫妻が弔われているのがこの「乃木神社」である。
山口って、総理大臣を一番多く輩出している県だけど、昔から、偉人が多い地域だったんだなぁ~と、つくづく思う。
忌宮神社(いみのみやじんじゃ)
その他「長府毛利邸」など、色々見所があります。
今回はあまりゆっくりもできなかったけど、一応メインスポットは回れたかな~
最後に、美味しいティータイムで一息いれて、それからいよいよ宇部空港へ!
もう、旅も終わりだなぁ~ シミジミ・・・のコーヒータイムだった。
~*~旅行後記~*~
今回の山口旅行は、ねりにねったプランニングで、行きたい所をきっちりおさえた、本当に充実の4日間だった。
また、こんなにも晴天続きで、ミラクルのような旅行になった。
日本にはあちこち良い場所が一杯あるけど、今回の山口旅行は、私にとっては絶対忘れられない有意義な旅となりました。